過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

サバイバルゲーム

うちの田んぼの近くに、突如クルマが200台以上。戦闘服の男たちが、銃を構えている。いったい何事と思いきや、これはサバイバルゲームだ。

川の畔や森林の中で、銃器で撃ち合う。銃器はかなり本物に近い。目に当たれば失明、歯に当たれば折れてしまほどの威力はある。この写真は試射の練習場。ゲームそのものは、森の中で行われる。ふた手に分かれて、撃ち合って点数を競う。

いま全国的に流行ってきている。参加するのは男ばかりでもない。近ごろは、若い女性も参加してきているという。バーベキューしながらという家族もいた。この日の参加者は250名。多いときには400名くらいという。

参加費は4千円くらい。戦闘服や銃器は自分で揃える。この方は、1丁30万円もするマシンガンをもつ。映画のターミネイターで使われていたのとおんなじだという。いろいろセットで100万円近くかかっていそうだ。

こんなことに熱中していて、奥さんから反対されませんかと聞くと、なぁに仕事をきちんとやって稼いでいる。なので、奥さんは反対はしない。仕事も遊びも100%、ストレスが発散できるという。

こうしたゲームの場所として、春野のような過疎地は最適だ。先日も、東京の不動産管理会社から、春野にサバイバルゲームにいい場所がないかと、先日も、聞かれたところであった。過疎地ならではのビジネスの可能性は、あるわけだ。