過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

分けつが始まっている

田植えから30日。分けつ(茎の根元から新しい茎がでてくること)が始まってきている(1枚目の写真)。

地元の長老と立ち話。「肥料なしでよくここまで生育しているものだと。大したものだ」と感心してくれた。まったくなんの肥料も入れてない。もちろん完全無農薬。

20年来の耕作放棄地で土に栄養が蓄積していること、昨年のアイガモの糞が効いているのだと思う。

半分以上の田んぼで、藻が発生している(2枚目の写真)。原因はわからない。水面をほとんど覆うほどだ。藻が雑草の光合成を抑えるので、雑草抑えになっていると思われる。

昨年は、アイガモ農法だったので、ほとんど雑草はアイガモが食べ尽くしてくれた。今年は、コナギとヒエが発生している(3枚目の写真)。こちらは、人力でとるしかない。

田押し車、デッキブラシ、熊手などで、とる。なかなか、ラチがあかない。やはりアイガモ農法が、いろいろ手間がかかるけれども、雑草取りには便利だなあと思う。