過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

伊丹十三の映画はおもしろいなあ

テレビは押し入れにしまいこんで、2年。オリンピックも選挙速報も災害も、まったく見ない。見なくても、なんの不自由もない。テレビがないおかげで読書がすすむ

たまにガソリンスタンドなどで、給油しているときに、ほんとのすこし見ることもある。おそろしいほどの無内容、コンテンツがスカスカ。あんなものを休まずにえんえんと放映しているのは、おそるべき時間の浪費と思ってしまう。

どうしても見たい映像は、だいたいYouTubeで見られる。テレビはダメだと思うけど、映画はいいと思うね。

きょうは伊丹十三のことを調べていて、「マルサの女」や「お葬式」はすばらしかったなあ。そうだ、「ミンボーの女」みてなかった。……と、YouTubeしらべたら、あったあった。それを見て、次に「スーパーの女」を見はじめている。いやあ、じつにおもしろい。

ストーリーいいが、なによりひとりひとり役者の演技がたのしい。主役も脇役もじゅうぶんに見応えがある。しかし、あんな才能豊かな、すばらしい人がどうして、自殺してしまったのか、不思議でならない。残念でならない。