農協について嘆かわしい事実が二つ。一昨年、全国農業協同組合連合会(JA全農)が東日本11県で販売した有機肥料の成分表示が偽装されていたという事件が起きた。
そして、つい最近、産地偽装が出た。JAグループ京都の米卸が販売するコメの産地判別検査の結果、「滋賀産」や「魚沼産」として販売されていたコメに中国産が混入してたのだ。(週刊ダイヤモンド2017年2月18日号特集「儲かる農業」より)。http://diamond.jp/articles/-/117642
それによると、「滋賀こしひかり」の60%、「魚沼産こしひかり」の40%が中国産という。誤って混入したというレベルではない。かなり意図的だと思う。そうして悲しいかな、無農薬・無化学肥料の精魂込めたお米と農薬のお米、さらには中国産のものと、味的には大差がないという、そこが悲しい、つらいところだ。