過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仏教は限りない魅力あふれる宝庫と感じる

きょう禅宗のお坊さんの研修会の講師を頼まれた。聞いてくれるのはお坊さんたち、ということで、ぼくには新鮮な体験だ▲明々後日は、東京の御茶ノ水で、禅僧の村上光照さんの講演の司会とインタビューの仕事。それをもとに本を作らせてもらう。

ライブハウスのM社のKさんから、駅前の広場で連日、イベントを展開したい。ついては、お坊さんの説法やワークショップみたいなことをまとめてほしいというような話▲お寺で子どもの遊びの寺子屋をやりたいと友人からも▲お寺でコンサートとそば打ちみたいなこともおもしろいね、という話も。

仏教を軸足に仕事をしていこうときめたところ、こうして次々と企画が湧いてきたり、持ちかけられたりしてくる▲仏教、お寺、お坊さんというのは、切り口次第で、いろいろ展開ができる素材だと思う▲とにかく仏教というのは、歴史も裾野もすごい。哲学、倫理、科学、心理学、芸術、文学、音楽……と▲そしてなにより、生きていくための糧になる智慧の教えであり、身体感覚を通してはたらきかける実践の道を示してくれている。限りない魅力あふれる宝庫と感じる。