過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

春野町の定住促進事業の報告をまとめているところ

楽舎として春野町の定住促進事業が、浜松市のまちづくり事業に採択され、昨年の4月から活動をしている。むこう4年間の事業だが、年度末に向かって、その一年目の進捗のまとめをしなくちゃいけない▲大丈夫、ちゃんとやっています、成果を出していますよ、と言っても伝わらない。「やります」といったことが、ちゃんと実行されたかどうか。具体的に事例を、数値を示さなくてはいけない▲たとえば、移住相談は、いつだれをどこに案内したか、空き家はどこを見つけて、どのように交渉したか、経費はどのように使ってなど、ひとつひとつまとめているところ。

移住相談を受けたのは、この9か月で31組、37人になる。ほとんど面談しているが、空き家を案内したり、仕事の就職先を探したり、いろいろ。結果、移住がきまった人は、4組5名になる(春野以外も含めて)▲そのほかに、移住を決めたけど、自治会から反対されて住めなかった人が1名、移住を決めたけど、家主の所在がわからないので止まってしまった人が1名。

さがした空き家情報ざっと30軒余だけれども、そのほとんどは貸してくれない。あるいは、大きな補修が必要で、入居が難しい所ばかり。耕作放棄地は、たくさんみつけたけれども▲広報活動として、春野の山里暮らしの魅力などの講演をさせてもらったことが4回、トークイベントの講座が1回。定住促進についての広報に限っていうと、NHKの取材が1回、雑誌の掲載が1回というところ。その他、facebookでの発信は、かなりしていると思うけど。

そんなわけで、こういった活動をわかりやすい表にして、具体的な事例としてまとめていく。あんまり創造的な仕事じゃないので、ちっともたのしくない。けれども、かなりたいせつな仕事。なので、ここはものすごい集中力を発揮してまとめあげなくては、というところ。