過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

大豆の種まき

朝の7時から大豆の種まきをした。友人が助っ人に来てくれる。友人が穴を掘る。ぼくが大豆を3粒ずつ落として、地下足袋の足で土をかける。幸い前日に雨が少し降ってくれたので、土が湿っていて助かる。耕した休耕田に1枚分播いた。あと1枚分、残っているので明日また播く。

大豆のいちばんの天敵は、鳩だ。せっかく種を播いても、ほじくりかえしてみんな食べてしまう。ので、鳩が嫌がるように播いた種の上に、糸を張った。こうすると、かれらは羽が当たりそうで怖くて、近寄らないようだ。たぶんこれで大丈夫だと思うけど。

畑仕事は一人でも仲間がいたほうが、能率も上がる。楽しいし元気になる。この山里には、貸していただける休耕田は、たくさんある。お茶畑も、だれか代わりにやってもらいたいという相談をよく受ける。ここは沢からの水も豊富だ。畑仕事をしたい仲間を集って、みんなで農業をやっていくという道もあるなあと思う。