過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

雑草との格闘 いよいよトラクター

真夏だ。雑草がものすごい。なにしろ1300坪の畑。いまは何も植えてない。都会暮らしの時には、雑草がこんなにすごいとは知らなかったよ。草ぼうぼうぼうになると、いかにも荒れ果てた風情になる。やぶ蚊は増えるし、マムシだって生息する。鹿は夜になるとぴょんぴょんと跳ねている。▲エンジン草刈機で刈っても、すぐにまた伸びてくる。根っこが残っているのだから、伸びるのはあたりまえ。草刈機はもこの暑さでものすごく体力がいる。30分で汗だく・ヘトヘトだ。

そこで、トラクターの登場。▲昨年、ベトナ
ム人から中古のトラクターを23万円で買った。このベトナム人の店には、中古の在庫が1000台もあったのに驚き。ともあれ、このトラクターで、どどどどっと草を掘り起こしてしまう。表土が固くなって、雑草がびっしりと覆っているところを、掘り起こす。雑草の根を切り、土も小石も叩き割る。あとは、ふかふかの土が顔を出す。▲かなしいことに、デジカメをポケットに入れてトラクターを運転していたら、するりと落として、粉砕されてしまったけど。

耕した畑には、大豆を植えた。▲5日目なので、そろそろ芽が出てくる。この頃になると、鳩が食べにくる。さらに大きく育つころには、鹿が食べにくる。友人の植えた大豆は、鹿がみんな食べつくしてしまって、呆然としていた。▲大豆がちゃんと収穫できたら、次は蕎麦を植えるつもり。かんたんに育つけれども、収穫がすごく手間らしい。まあ収穫できなくても、蕎麦の白い花が美しいのでよしとしよう。▲ともあれ、この数日は、毎日トラクターに乗って、畑を耕している。