過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

葛布を織る

葛の繊維を紡いだ糸からつくった葛布(くずふ、かっぷ)。肌触り、布の輝きがすてきだ。むかしの武士のカミシモなどは、葛で織られていた。

4月ころから、葛の蔓を煮て水に晒し、発酵させて繊維を取りだす。これを紡いで布を作る。そのお手伝いをすることになる。機織りはうちの施設で。

なにしろ葛はものすごい力で繁茂するので、これを活用できたら無限の資源。葉っぱはお茶にしてみたけれど、なかなかおいしかった。根っこも掘り出せば、葛根湯になる。

キツネの面は、近頃はじめた張り子。紙とティッシュペーパー、アクリル水彩でつくった。張り子づくりも楽しい。

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