過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

節分だ。春の力を感じる。

節分だ。散歩していると春の力を感じる。季節は「陰」から「陽」に転じたという体感がある。まさに蠢動への息吹が。おじいさんから、聖護院ダイコンをもらってきた。蝋梅が咲いていたので、枝を数本いただく。いい香りだ。蝋梅と老猫。

この山里に引っ越してきて、きょうでまる4年。はやいものだ。山里に越したら、畑仕事や木工などをしながら、のんびりと過ごす生き方になるだろうと思っていた。

でも、あれこれと出会いを楽しんでいるうちに、次々とひらめきが起きて、ネットワークづくりがはじまった。のんびりと過ごすという暮らしではなくなってきた。まあしかし、点と点とを結ぶ、人と人との出会いの縁を作ること。そこに、新しい躍動が生まれてくる。そこがたのしい。