過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2014-02-03から1日間の記事一覧

日差しから、土の底から、樹々から

「私のなかでは、もう春なの」。──彼女がそう言った。彼女の暮らす千葉の山奥を訪ねて、山を歩いていたときのことだ。ちょうどいまの季節だ。こんなに寒いのに、野原は枯れ草ばかりなのに、どうして春っていえるんだろう、と思った。その頃、ぼくはディズニ…

節分だ。春の力を感じる。

節分だ。散歩していると春の力を感じる。季節は「陰」から「陽」に転じたという体感がある。まさに蠢動への息吹が。おじいさんから、聖護院ダイコンをもらってきた。蝋梅が咲いていたので、枝を数本いただく。いい香りだ。蝋梅と老猫。この山里に引っ越して…