過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2016-10-03から1日間の記事一覧

山里には達人が多い

山里には達人が多い。とくにお年寄りがすごい。この方、86歳。バリバリの現役。ススキを鎌で刈って束ねて背負い、山の上まで歩いて行く。生き生きしている。何を聞いても、即座に適確なこたえをくれる。みんな体験をとおして実地で体得したところから。あん…

この2カ所の畑を借りることになった

この2カ所の畑を借りることになった。楽舎の事務所のすぐそば。二枚刃の草刈り機で3時間、草刈り完了。草が枯れたところでトラクターで耕うんする。さて、その後、なにを植えようか。小麦、菜の花、ヘアリーベッチ、レンゲ……。この場所で、ニワトリとトカ…

生物多様性の里山に

きょうの稲刈の予定が雨のため、明日に延期となった。祭りの準備で、田んぼの所有者は草刈りをしている。まだ草刈りしていない田んぼに生えている雑草も、なかなか風情がある。この里山はホタルもでるんだ。除草剤を使わないでみんなが無農薬で栽培していけ…

つかわない農機具の処分

もう田んぼはやらない。田植え機、稲刈り機、脱穀機、籾摺り機、みんなそろっているので、ぜんぶあげるよ。いつも草刈りで出会う地元の方から申し出があったので、昨日、お訪ねした。ただ、かなり古い、錆びている。どうも補修が必要。稲刈り機はタイヤ交換…

地元の人とのおつきあい

山里暮らしのポイントは、地元の人とのおつきあいだ。パラシュートのようにスポットに下りて、自分たちだけで暮らすという訳にはいかない。〈まちなか〉で暮らしてきた人たちには、そのあたりが、なかなかわかりにくい。しかし、これを外すと、山里暮らしは…

耕作放棄地のよみがえり、しかし注意することがある

過疎高齢のために山里には放棄地がひろがる。そこをよみがえらせて、〈まちなか〉と移住者たちと栽培する。できれば、無農薬・無化学肥料で栽培して、安心・安全な食を確保する。山里暮らしの大きなテーマのひとつだ。土地をお借りできれば嬉しい、やったぁ…