四月の半ば、西インドの砂漠地方、プシュカールという町を旅していた。気温は五十度近くにもなって、日中はほとんど歩けない。車に乗っていて窓を開けると、巨大なドライヤーで熱風を吹きつけられるかのようだ。そんな町の昼下がり。筵に座ったコブラ使いが…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。