過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

法林寺での口称念仏の集い

「神社・寺カフェ」8日目。法林寺での口称念仏の集い。ぼくはこのお寺の幼稚園を卒業した。57年ぶりに訪ねたのだった。この阿弥陀様がすばらしい。幼稚園の時になんども見ていたので、ちゃんと覚えていた。一年後輩の吉澤住職は、幼稚園から高校まで一緒だった。

今回の企画は、禅宗系の寺院が多いので、浄土系のお寺さんにも参加してもらいたかったので、ぜひにとお願いした。「でも、なにをやったらいいのかなぁ?」というので「先代住職が、別時念仏をやっておられたというし、念仏を体験する集いはどうかなあ」と。念仏を腹の底からお称えしたら、身体でわかってくるものだと思う。そんな機会は滅多にないことだし、と。「わかった。じゃあ、池谷 さん、司会やってよ」ということになった。

南無妙法蓮華経のお題目は朝日の元気としたら、念仏は、夕日が沈むような、月影に照らされるような味わい。よい体験をした。住職には、定期的にお念仏を称える集いをぜひ、やってもらたいとお願いした。