過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

毎夜のドラム缶風呂

この山里は、日中はどんなに暑くなっても、夜になると涼しい。毎夜のドラム缶風呂も心地よい。西の空に月がぽっかり浮かぶ。群雲が風に流れて、とてもいい風情。

いろいろな音を味わって、湯に浸かっている。通奏低温のように、蛙たちの鳴き声が地面に響いている。キリギリスの鳴き声も休まずにつづく。ときどきピイーッと高くて鋭い鳴き声は、シカたちだな。ときどき、ギャーっと恐ろしげな鳴き声もするが、あれはなにか大きな鳥なんだろうか。