過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「神社・寺カフェ」の案内文

「神社・寺カフェ」の案内文です。すこしかしこまりつつ、やわらかに書いてみました。伝わりますかね。

ほんらい神社やお寺は、文化と伝統が息づいて、人と人をつなげるコミュニティの場でした。境内には豊かな自然があり、たたずまいには数百年の歴史を刻んだ力があります。その底流には、こころの教えがあります。

そうした地域・文化資源の神社とお寺が、もっと開かれた場であってほしい。地域の拠り所、心の癒やしの場になってほしい。このままではもったいない。そんな思いから、この企画がうかびました。市民と神社とお寺をつなぐ〈きっかけ〉をつくれないものだろうか、と。そんなよびかけに対して、30の神社とお寺が賛同してくれました。

カフェとしましたが、〈寄り集まって自由に語りあう場〉という意味あいです。訪ねる方には、仏教や神道の教えを知りたい。お経や坐禅、念仏、唱題行など体験してみたい。生き方のこと、先祖供養や終活の話も聞きたい。ただゆったりと雰囲気を味わいたい。いろいろな方がおられると思います。この機会に、自由に神社やお寺を訪ねて、神主やお坊さんとの語らいを楽しんでもらえれば、と思います。

特別なにも求めません。何もいりません。ただ、お越しをお待ちしております。ご縁。つながり。きっかけができれば、ありがたい。……そういう気持ちの神社とお寺ばかりです。どうぞ、気軽におたずねください。

そして、ポイントはこんな感じ。

◎宗派を超えて神社とお寺が参加します。
◎それぞれの神社とお寺ごとに企画があります。
◎お坊さんや神主とお話ができます。
◎じかに神道や仏教の体験ができます。念仏、坐禅、阿字観、お経など。
◎どなたでも自由に訪問できます。予約はいりません。
◎参加費は必要ありません。
◎急な法事などが入って、対応できないこともあります。