過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

きっと美しい生物多様性のフィールドに

86歳のおばさま。ススキの穂を鎌で落としている。葉だけを刈ってお茶の畑に入れる。こんな立ち話をした。

ここは楽舎の田んぼのとなり。土地が低くて、なかなか水が引かないので、田んぼには適していない。また、耕すひともいない。

このエリアに一年中、水を張ってビオトープにしたらどうだろうか。稲作はしない。アイガモも放さない。そのまま放置しておけば、水鳥が自然とやってくる。シラサギ、アオサギマガモなど。

水田には蓮やマコモダケを植える。ドジョウ、ナマズ、鯉などを放す。まわりには、菜の花、レンゲを植える。ミツバチの箱を置く。土手にはサクラがたくさん植えられている。その先は、清流・気田川だ。きっと美しい生物多様性のフィールドになりそう。