【日本への侵略のメリット】2026.06.26
日本が侵略されたらどうする?
日本が侵略されるかもしれない。防衛のために軍事力を強化しなければならない。正式な軍隊を持つべきだ。憲法9条を改正し、自衛隊を国防軍にすべきだ――。
こうした議論は、大きなテーマになっていくだろう。
ここでは「軍備増強か、平和主義か」という二項対立ではなく、「現代の安全保障とは何か」を考えてみた。
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仮に侵略の脅威があるとすれば、中国が想定されることが多い。北朝鮮や韓国、あるいはロシアが日本全土を占領するというシナリオも、現実には考えにくい。
中国が、日本を占領しようと考える理由は何なのだろう。
日本を侵略することに、どんなメリットがあるのだろうか。何を得るというのだろうか。
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日本には天然資源が豊富にあるわけではない。高齢化も進み、1億人以上の国民を支配・統治するコストは莫大である。侵略の利益はそれほどあるとは思えない。
それでも侵略するメリットがあるとすれば、何だろうか。
まず思い浮かぶのは、日本が世界有数の広さを持つ「排他的経済水域」(EEZ)であること。
その海域には海洋資源が眠っている可能性があり、それは大きな魅力になり得る。
また、中国にとっては、西太平洋への自由な進出や「海上交通の確保」という戦略的な価値もある。
日本の「技術力、人材、知的生産力、そして膨大な金融資産」も、大きな価値を持っているだろう。
さらに、日本は治安が良く、社会秩序が保たれ、暴動も起きにくい。
教育水準も高く、社会秩序を重んじる傾向があるため、外部から見れば「コントロールしやすい社会」と映るかもしれない。
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有形無形の日本の資産を狙うのであれば、ミサイルを撃ち込んだり、軍艦や戦車で攻め込んだりするよりも、もっと効率的な方法があるだろう。
経済的に支配下に置く。重要企業を買収する。サイバー攻撃で情報を盗む。高度な技術者をスカウトする。 SNSや情報操作によって世論を誘導する。
政治家や官僚を利権や脅しでコントロールする。
そうした形のほうが、はるかに現実的であろう。
武力ではない形での『侵略』は、すでに始まっているのかもしれない。