【友との語らい】2026.06.21
北海道に移住した田中さんに電話をした。84歳、一人暮らしである。
北海道は明るくて涼しく、とても良さそうだ。苫小牧のアパートで暮らし、3km圏内に駅があり、スーパーがあり、病院もある。生活に必要なものはひと通り揃っているという。
札幌までは1時間と聞いて、少し驚いた。
今日は台湾の少数民族の文化展に来ているとのこと。来年までにカヤックを完成させ、イルクーツクへ行き、バイカル湖で漕ぐ計画だという。体力に不安があるので、車中泊はやめたそうだ。
田中さんは元気である。
こちらは話をしていると咳が止まらない。ほとんど喋れなくなっている。
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友達と話をするのは喜びなのだが、最近は電話をすることも少なくなった。
話し始めて一分もしないうちに咳が出る。そして咳が止まらない。
痰や異物を排除するための咳ではなく、肺が刺激されて出る咳だ。
冷たい空気が肺に入ることで刺激されるのだろうか。外気温は二十八度ほど。体温とは十度近い差がある。そうした温度差のある空気が肺に入ることで、咳が誘発されているように思う。
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つらいのは、咳が出ると話が続かないことだ。話をしたいと思っても、身体がそれを許してくれない。
もっとも、落語の小噺のように三分か五分も話せれば、それで十分なのかもしれない。
あとは、また音声入力で文章を書いていけばいい。
ひそひそ声やかすれ声でも、音声入力は意外によく認識してくれる。一人でつぶやく分には、それほど咳は出ない。出ることは出るが、自分の呼吸のペースで話せるからだろう。
それにしても、この咳をどうしたら和らげられるだろうか。一工夫が必要である。
濡れたマスクをする。水を少し含んでから話す。あるいは咳止めの薬を使う。
いろいろ方法は考えられる。