これは私のインド体験を元に作った落語です。
ただで占星術を鑑定してくれると言われたので見てもらう。ありがとうと言って立ち去ろうとする。
「待て。100ルピー置いていけ。」
「あれれ、さっきタダでいいって言わなかったっけ。」
「もちろん、わしはただでいい。だが、わしを通して神様が金を払えと言っておるのだ。」
【おまかせ】
最近、ご隠居は何を聞かれても「おまかせ」で済ます。
昼飯も、天気も、すべておまかせ。
「生きるのも死ぬのも、おまかせだ。」
八つぁんが感心した。
「ご隠居、じゃあ私らが家賃を払わなくても、おまかせってことですか。」
「いや、そいつは困る。」
「なんあだ。おまかせじゃないじゃないですか。」
「わしはおまかせなんじゃが。わしの神様がそれでは困ると言っておる。」