過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

【シカの鳴き声】2026.06.01

【シカの鳴き声】2026.06.01

毎朝、「ヒュー、ヒュー」「ピィー、ピィー」と高い鳴き声が聞こえる。

静かな朝の空気に響いてくると、どこか神秘的でもある。

その鳴き声の主はシカだろう。うちの敷地に棲んでいるのかもしれない。

夕方になると数匹の鹿が飛び跳ねてることがある。

ニホンジカの出産期はちょうど今、5月下旬から6月にかけてだ。

​生まれたばかりの子ジカは、草むらに身を隠しながら、母親を呼ぶ。母親もまた優しく鳴き返す。

10年以上前のことだ。

近所の人が山を散歩していて、鹿の子供を見つけて袋に入れて持って帰ってきたことがあった。

それはそれは可愛い子鹿であった。

私にくれるというので、庭で飼ってみようかなと思ったが、やはり自信がないので山に返しに行った。

ちなみに、秋の鳴き声はもっと長くて鋭い。大体夕方から夜だ。繁殖期にオスが鳴く。山里に移住して最初にこの鳴き声を聞いた時は、中古の自転車のブレーキの音かなと思ったことがあった。

移住して15年、やたらと鹿を見るので、珍しくはない。時に国道で車を走らせていると鹿の家族が歩いていることがよくある。