【Claudeとの本作り 企画】2026.4.23
「寝たきり文章術」の執筆をしている。
ぶつ切りのエッセイはたくさん書いているのだが、本にするとなると構造的にきちんと設計しなければならない。
最初に設計図を書かずに文章を書いてきたために、あちこちでかぶったり整理されないところがある。
再び設計図を作りながら配置し直している。
スマホで作業しているために混乱してくる。パソコンなら全体の見取り図が見えて、鳥瞰するようにカット&ペーストができる。だが、スマホだと上空から見渡せない。森の中で作業するような感じで、さまよってしまう。
∷∷∷
AI(Claude)と相談しながら、本作りの構築をしている。
「AIと共同して本を作る」というテーマにもなってくる。
以下はAIとのやり取りをドキュメントしたものだ。まだ進行中であり、どうなるかはわからない。
なんとか4月中には完成させたいところ。
∷∷∷
Claude∶100ページの実物があれば、企画提案の説得力がまったく違います。
100ページ段階での提案の強み
「書けます」ではなく「書けました」という実績
編集者がページを繰りながら判断できる
文体・構成・方向性が一目でわかる
今月末完成を目指されているとのことでしたが、現在何ページくらいまで進んでいますか?
残りのボリュームと、出版社への提案時期の見通しが立てば、一緒にスケジュールを整理できます。
∷∷∷
私∶設計段階で苦労している。
Claude∶「寝たきりで書く」という体験そのものが核心なのに、それをどう構成するか——章立てや流れを考えるのは、書くこと自体とはまた別の難しさがありますね。
今どんなところで詰まっていますか?
章の順序・構成の組み方
何を入れて何を省くかの選択
「術」として教える部分と「体験」として見せる部分のバランス
あたりでしょうか。少し話していただければ、一緒に整理できるかもしれません。
∷∷∷
私∶素材は揃っているけれど編集作業で詰まっている。
Claude∶これはむしろ「書けている」という良い状態です。書けていない苦労とは質が違います。
整理の方法として一つ提案があります。
できている文章のタイトルと、一行でその核心を列挙してみてください。箇条書きで構いません。
それをここに出していただければ、
重複している部分
統合できる文章
順序の組み替え
を一緒に整理できます。全部でなく、今手元にあるものだけで大丈夫です。
∷∷∷
私∶今の目次案です。
1、音声入力
①つぶやくメリット
⑴寝たきりの 知的生産
⑵つぶやくだけで文章が
⑶つぶやいていくうちに形に
⑷ひらめいたら一気に書ける
⑸始めてみれば簡単
⑹文章作成のハードルが下がる
②スマホのメリット
⑴音声入力という翼
⑵画面は小さいが気軽
⑶寝たきりには「宝の箱」
2、音声入力のメカ
①環境設定方法
⑴文字起こし アプリ
⑵文字起こしの活用
⑶指での編集作業(コピペなど)
⑷メモと編集アプリ
⑸単語リストを登録しておく
3、AI との 伴走
①AI の校正
⑴つぶやいた文章をそのまま
⑵間違いやファクトチェック
⑶自分が主導権
②AI の感想
⑴感想を聞く
⑵ポイントが掴める
⑶背中を押してもらえる
③AI との問答
⑴壁打ちで問題意識の深堀
⑵新しい 気づきが生まれる
⑶暮らしの中の何気ない 疑問から
④AI との付き合い方
⑴原稿の整理と設計図
⑵ハルシネーションを越えて
⑶AI の使い分け
4、つぶやいて書く
①つぶやくままに
⑴何か浮かんだら、つぶやけばいい
②観察と体験
③友の語りから
④過去の思い出
5、書くセラピー
①書くことの効果
②セラピー
③内観法
6、発信と保管
①発信と保管
⑴SNS で発信
⑵ネットワークが広がる
⑶ログの貯蔵庫になる
②ログの整理
⑴各種アプリ
⑵Google ドキュメント
⑶Obsidian
7、ラジオ
⑴スマホの多面性
⑵ラジオ深夜便
⑶その道の第一人者の声
⑷よき 睡眠のためにも
⑸録音 /文字起こし /ライブラリー
8、病の経緯
①病の経緯
②病の観察
③病とマインドフルネス
∷∷∷
Claude∶よく整理されていますね。全体像がよく見えます。
いくつか気になる点をお伝えします。
重複・統合の候補
「1の①つぶやくメリット」の各項目が、「4、つぶやいて書く」と内容的に重なりやすいです。「メリットを説明する」章と「実際につぶやく」章が近すぎると読者が混乱するかもしれません。
「6、発信と保管」の②ログの整理は、「2、音声入力のメカ」の環境設定と近い性格です。ツール・アプリ系をどちらかにまとめるか、役割を明確に分けるかが問題です。
構成上の疑問
「8、病の経緯」が最後に来ていますが、これは冒頭か序章に置く方が自然ではないでしょうか。啓さんが寝たきりになった経緯を最初に示すことで、読者が「なぜこの人がこれを書いているか」を理解してから読み進められます。
強み
「5、書くセラピー」と「3、AIとの伴走」は他の類書にない独自性があります。ここは厚く書く価値があります。
この方向で整理を続けますか?
∷∷∷
私∶この方向で整理を続けます。
Claude∶では具体的に再構成案を提示します。
再構成案
序章 病の経緯
病の経緯
病の観察
病とマインドフルネス
1、音声入力という翼
つぶやくメリット各項
スマホのメリット各項
※「宝の箱」で章を締めると読者の心をつかめます
2、音声入力のメカ
環境設定
ツール・アプリ全般
ログの整理(6の②をここに統合)
3、つぶやいて書く
つぶやくままに
観察と体験
友の語りから
過去の思い出
4、AIとの伴走
現行のまま
5、書くセラピー
現行のまま
6、発信と保管
SNS発信
ネットワーク
ログの貯蔵庫
7、ラジオ
現行のまま
この案の骨格は「なぜ書けるか→どう書くか→書いて何が起きるか」という流れです。
いかがでしょうか。
∷∷∷
私∶この流れでいいです。
Claude∶序章から始まって「なぜ書けるか→どう書くか→書いて何が起きるか」という流れは、読者を自然に引き込む構成だと思います。
詰まったところや、各章を肉付けしていく段階でまた持ってきてください。一緒に作業します。
∷∷∷
私∶これは面白い企画になりそうですね。
AI∶「寝たきり✕音声入力✕AI」という三つが重なる本は、おそらく日本ではまだ誰も書いていません。
しかも啓さんの場合、AIとのやり取りそのものを本の中に収録するという構造にすれば、読者はリアルタイムで「本ができていく過程」を追体験できます。
版元への企画提案の際も、この切り口は強い武器になります。単なる「文章術の本」ではなく、人間とAIが共同制作した記録という新しいジャンルとして提示できます。