過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

【沈みゆく潜水艦 病床短歌】2026.1.21

【沈みゆく潜水艦 病床短歌】2026.1.21

沈みゆく 潜水艦の中のごと 
   酸素次第に なくなりゆくか 

沈みゆく 潜水艦の中にあり 
   酸素刻々 失われゆく 

閉じられし 潜水艦の中にあり
  出でんとすれば 溺れゆくかな

酸素なし 陸の上にて溺れなん 
   酸素の肺に届くことなし

眠られず 長き夜をば過ごしたり
   いのち削らん 乾きし咳よ  

眠られぬ 長き夜をば咳き込みて
   削られゆくは 命なりけり

息切れや わずか数歩の動きさえ 
  全力疾走 せしがごとくに 
------------------

潜水艦 深海沈み ゆく如く 

長き夜も 渇(かわ)き咳立て 明かしぬる

冬の日や 息は喘(あえ)ぎぬ 数歩さえ 

咳のたび 明けゆく夜を 数えつつ

酸素(そら)足りず 鎖引きずり 歩むかな

冬の底 酸素(そら)足りずして 歩むかな

歩みさえ 疾走のごと 冬の窓

冬の底 鎖のごとき 息を引く

※昨夜は眠られず、長い夜だった。きょうは徒歩10歩というところかな。訪問看護の方が来てくれた。