過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

【みんなでビジョントーク 祝北海道への旅立ち】

【みんなでビジョントーク 祝北海道への旅立ち】

「え? 北海道に引っ越し? 苫小牧だって?」

「新しい展開をするんだよ」

「だって83歳になるんでしょ。すごすぎる」

「北海道の広い原野に色々ビジョンが見えるんだよ。温泉もたくさんあるし」

「すごいなあ……。いいなあ。わたしにはできないけど。まあしかし、苫小牧には娘さんとお孫さんがいるし、お互い幸せ。田中さんに見習って、私たちも自分のビジョンを実現するように集いを企画しますよ」

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田中康彦さんは、11月1日に、いまの浜松市天竜区の阿多古川の近くから、なんと北海道の苫小牧に引っ越すことになった。

その軽やかさがすごい。私たちも見習わなくちゃ。

ということで、田中さんの新しい人生のビジョンを祝う集いを企画した。

日時:10月24日(金)10時〜17時(出入り自由、10時スタートは目安)

場所:田中さんの家の前の公民館

参加費:大人1,000円、子供500円(食材の実費)

駐車場:近くにいつものように別途借りた。

主催:天竜手漉き和紙工房

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食材の段取りのため、参加者は池谷までメールを。ichirin@ayus.net

だいたい20〜30名を想定している。
持ち寄りは大歓迎。

みんなでカレーか豚汁か五平餅など、いろいろなものを作って食べましょう。

田中さんのチャレンジ精神に見習って、それぞれ自分のビジョンを語り合い、みんなでサポートし合える集いにしたい。

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それにしても田中さんすごいな。

60代でアルツハイマーの奥さんのお世話。
70代でそのために、春野から阿多古の近くに引っ越し。
青竹を燻して組み、立派な大きな倉庫を作った。

でも、あるとき隣家の火災でみんな燃えてしまった。焼け出されたのは、自分の体だけ。
それで、今の住まいの両島に移転することになった。

奥さんが亡くなりそうだというとき、浄土に渡る船のような棺桶を作った。それは美しいものだった。そして、火葬場まで自分で運んで家族葬

阿多古の伝統ある和紙の制作の流れを作り、ロシアの川で漕ぎ出すためのカヤックづくりも始めた。

工夫につぐ工夫のものづくり、軽やかに人生を変化させていく模範のような人だなあ。

というわけで、田中さんの新しいチャレンジを祝う集いを企画した。田中さんを知らない人でも参加オッケー。