過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

【真途夕照紅】2025.5.8

【真途夕照紅】2025.5.8

書きたいことはたくさんある。けれども、やらざるを得ないことがドーンと立ちはだかっている。次々と締め切りが迫り、強制的にやらざるを得ない状態が続く。それでもなんとか気分転換しようと書いている。

① そもそも、そういうことをやらなければよかったのに。でも、もう遅いんだなあ。過去は変えられない。それが真実だ。

② そもそも、いろいろなことが好きだから、つい企画してしまう。そういう性分で生きてきた。

③ ちゃんとやっていれば問題ない。けれども、ちゃんとできていないのに、つじつまを合わせようとするから、ストレスを背負い込んでしまう。

④ これまでは、気力と体力でなんとかつじつまを合わせてきた。でも、それがだんだんできなくなってきている。それが現実だ。ましてや、病気にもなっている。

⑤ そもそも、ブレずにやっていればそうはならない。本当に自分が好きなこと、自分の軸になることをやっていれば、こんなことにはならない。

⑥ そのことを思い知るために、思い知らされるために、いろいろやってきたんだ。そう思うことにする。だから、これからは本当に好きなこと、やらなければならないこと、自分にしかできないことをやっていこう。

⑦ しかし、71歳になっても、いまだに本当に好きなこと、やらなければならないこと、自分にしかできないことが見えない、見つからない。

⑧ それはひとつには、たくさんありすぎて絞りきれないからともいえる。だから、病気になって、強制的にあれこれ企画しようとする世界を絞らざるを得なくなったわけだ。

⑨ やっと見つけて、「さあ、これからだ!」というところで人生が終わってしまう。そんなところに来ているような気がする。

⑩ いや、それによって、実存的に深く歩む道が始まったとも言える。そこはまだわからない夕焼の空。

多岐志不窮:多岐 志 窮まらず
病躯路朦朧: 病躯にして路 朦朧(もうろう)たり
締切堆嶽如:締切 うずたかく 嶽たけのごとし
転換筆一風:転換 筆 一風なり
過往悔已空:過往(かおう) 悔い 已に 空し
嗜広自招:嗜(たしなみ)広く 自ら 招く
七旬軸心不見:七旬 軸心 みえず
真途夕照紅:真途(しんと) 夕照(せきしょう) 紅なり

多くの志は尽きず
病む体に道は見えぬ
締切は山のよう
気分転換に筆を執る
過ぎた後悔は空しい
広く好む性が自ら招いた
70歳でも軸が見えぬ
真の道は夕焼けの中に