【寝たきりになった大先輩】2025.3.10
①おなじ間質性肺炎の大先輩
②つながった!
③祇園祭の絵をなんとか出版に
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入院したまま投稿のないIさんだった。
わたしとおなじ間質性肺炎の大先輩である。
もしかして、もうあかんかのなあ、と思いつつ。ダメモトで電話してみた。
10回くらいコール。つながらない。もうあきらめよう。そうしたら、つながった!
「ハアハア‥‥」
「Iさんですか。池谷です」
「ああ、池谷さん」
「どうですか。もう退院されたんですか?」
「退院したけど、もう寝たきりですよ。池谷さんはどうですか?」
「わたしも息苦しいです。階段を上がり下がりすると、とくに苦しい」
▽
「おお、階段を上がれるとはすばらしい。わたしもはう歩けませんよ。」
「食事は、どうされているんですか?」
「ドイツから娘が帰国して面倒をみてくれています。」
「ははあ、それは、なによりですね。」
「お互いなんとか、生き延びましょうよ。」
「ああ、そうだねぇ。はあはあ」
「病院での闘病記は迫真の文学ですばらしかった。とっても楽しみにしていました。」
「ははは」
「祇園祭の絵は、とてもすばらしい。世界の人に対して深くて美しい日本の文化の案内になりますね。美しい伝統を国内外の人に知ってもらうためにも、ぜひ出版されるといいですね。そのためにも、お手伝いいたしますよ。」
「そう言われるとうれしいよ。」
お互いまだ物語は終わらない。