過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

余命3年と決めた

「余命3年と決めた」
①2年くらいが活動レベルとセット
②原稿を書く、本を書く おしゃべりの機会を作る
③客観的に物事と物事を組み合わせて進めていく
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余命3年と決めた。客観的に見て、医学もインターネット上の情報もそうなっている。繊維化が進んだ間質性肺炎の患者の平均は3年と。私のこの数ヶ月の肺活量の圧倒的な減少(60%)をみると、かなり進行速度が速いのはわかる。だから3年は生きるにしても、活動できるのは2年くらいと予測。

これまで、あれもやりたいこれもやりたいといろんなことをやってきた。
けれども、2年くらいが活動レベルとセットして、できるものを絞り込んでいく。もっとはやく逝くかもしれないが、まあとりあえず。
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私ができる体力仕事は、草刈りですら厳しいので、掘りごたつに座ってやれる仕事程度。すると、原稿を書く、本を書くということになる。また私が座長になっていて「いちりん楽座」を開催して、いろんな人とおしゃべりの機会を作るということになる。

もっと長く生きてとか、子どものことが心配じゃないかとか、頑張れとかいろんなことを言われる。
まあそれはそれでありがたいが、ひとつ人生の締め切りを設定することは意味があると思っている。

またいま元気な人たちも、いつまでも長くなどと思っていると、いつなんとどき病気になったり不慮の事故にあったり災害にあったりして、一瞬で命を失う可能性はあるよ。

だから自分の人生のエンドの時期を決めておいて、まあ仮にということだが、やりたいことをしっかりやる。
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じゃあ。どういう人生がいいんだろう。やりたいことをしっかりやるためには何をやりたいのか。それを明確にする。そして、あんまり主観的に走らず、思いをそんなに持たず、できることを客観的にプロジェクトとして進めていく。ただそれだけでいいと思っている。
主観的に頑張るよりも客観的に物事と物事を組み合わせて進めていくほうが、ストレスなくうまくいくというのが最近の実感である。