過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ヘルパーさんが入ってくれる

週一、ヘルパーさんが入ってくれる。
台所周りを念入りに掃除してくれる。ときには、調理補助も。徹底して一時間。気を抜くということはない。

ヘルパーさんが来られる前に、すこし片付けるようななことはしない。乱雑極まりないまま。「やりがいがあります」と、そこは上手に整理してくださる。なんともありがたいことである。
  ▽
その間、いつものようにエホヴァのSさんが来訪。
庭で焚き火をしながら、聖書談義。
Sさんは、パウロのロマ書を引いて「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む。この希望は失望に終わることはない」というお話。

──しかしそれにしても、今回の入院でいろいろいな方が祈ってくれましたよ。
エホヴァの方は祈り、吉野の山伏は護摩祈願、創価学会の人はお題目を送る、大本の人は神事でご祈念、初期仏教の方は慈悲の瞑想、ヒーラーの方は遠隔操作‥と。
それそれの神様がバッティングしないものかねえ。

「池谷さん、真剣な祈りはみな神に通じます」
Sの方の答えであった。