肺は線維化していくので、肺活量は落ちていく。ますます息苦しくなっていくというので、理学療法士から肺のまわりの筋肉を動かすためのレッスンを受けた。
両手で胸に手を当てて、吸うと胸が膨らむ、吐くと縮む。それを感じていく呼吸法。
実にヴィパッサナーそのものではないか。
間質性肺炎になって、暮らしの中で、吐くと吸う息に意識を向けざるを得ないようになってきている。
病院からの帰りのクルマの運転でも、左手で胸に手を当てて、呼吸に意識を向けていた。
お腹の膨らみ縮みのほうが意識しやすいのだが、肺の筋肉の活性化のために、胸に両手を当てて、膨らみ縮みを意識するようにしている。
なんというか、ハートチャクラ瞑想というか、ハートヴィパッサナーというか。新しい発見をしたのだった。