これは北原白秋の詩だが、谷川俊太郎に通じるものがあるなあ。
これをあかりに覚えさせようとして、適当に作曲してギターで伴奏してよく歌ってた。
でも、いま歌おうという気にならないのは、歌っている途中でゴホンゴホンとなるからだ。肺炎だからね。
あめんぼあかいな あいうえお (水馬赤いなあいうえお)
うきもにこえびも およいでる (浮藻に小蝦も泳いでる)
かきのきくりのき かきくけこ (柿の木栗の木かきくけこ)
きつつきこつこつ かれけやき (啄木鳥こつこつ枯れ欅)
ささげにすをかけ さしすせそ (大角豆に酢をかけさしすせそ)
そのうおあさせで さしました (その魚浅瀬で刺しました)
たちましょらっぱで たちつてと (立ちましょ喇叭でたちつてと)
とてとてたったと とびたった (トテトテタッタと飛び立った)
なめくじのろのろ なにぬねの (蛞蝓のろのろなにぬねの)
なんどにぬめって なにねばる (納戸にぬめってなにねばる)
はとぽっぽほろほろ はひふへほ (鳩ポッポほろほろはひふへほ )
ひなたのおへやにゃ ふえをふく (日向のお部屋にゃ笛を吹く )
まいまいねじまき まみむめも (蝸牛ネジ巻まみむめも)
うめのみおちても みもしまい (梅の実落ちても見もしまい)
やきぐりゆでぐり やいゆえよ (焼栗ゆで栗やいゆえよ)
やまだにひのつく よいのいえ (山田に灯のつくよいの家)
らいちょうはさむかろ らりるれろ (雷鳥寒かろらりるれろ)
れんげがさいたら るりのとり (蓮花が咲いたら瑠璃の鳥)
わいわいわっしょい わゐうゑを (わいわいわっしょいわゐうゑを)
うえきやいどがえ おまつりだ (植木屋井戸換へお祭りだ)