天竜病院で二泊三日の検査から退院。
帰りに阿多古の田中邸でのんびり過ごさせてもらい、二俣の昭和の館とマルカワの蔵に寄る。小学生たちが社会見学に来ていた。聞けば五年生、受け答えもきちんとしてたなぁ。二俣の町、すこしずつ確実に動いてきてる。
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春野では、ひさしぶりに郷土史家の木下さんを訪ねて歴史談義。渋沢栄一と地元の文明開化を担った栗田輝永の本を書いている。91歳。まだまだ意気盛んだ。
旧町営温泉(200円)で体を温めていると、アーティストの友人に会う。膀胱がんも完治したという。ただ、すこし動くとぜいぜいすると言っていた。8月の信州の「いのちの祭り」に行ってきた体験を聞いた。動ける時に動いておくのがいいな。
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帰宅したら17時過ぎで、もう夕暮れだ。50冊の図書やら荷物を二階に運ぶだけでもぜいぜい息切れする。
ここは森のなかの一軒家、もう暗い。雑用する気がしない。18時には就寝。津下陽やらユヴァル・ノア・ハラリの歴史書を山ほど枕元に摘んで寝る。すこし読もうとしたが、すぐ寝落ちした。
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深夜の1時に目が覚めた。外は夜の雨。深夜の朝ごはん。酵素玄米とポットで作る味噌汁。ミョウガ米麹とにんにく醤油は便利だ。
部屋は寒いが、シュラフに湯たんぽ入れて毛皮コート着て温まる。さて、真夜中から始動だ。そうこうしているうちに、すこしずつ夜が明けてゆくってのがいい。ただしあんまり早く起きると、また眠たくなって二度寝しそうになるのが難点。