過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

大西つねき氏の講演会 ついでにあちこち訪ねる

引佐で大西つねき氏の講演会。経済についてのOS(物の考え方を動かすはステム)を初期化して書き換えるほどの緻密で明快、深い内容であった。国家経済、自治体の経済、自分の経済、根本から見直すきっかけとなる。たいせつなのは、コミュニティ。サポートしあえる関係性。これは別の機会にまとめる
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あかりのウェットスーツをいだけるというので、もらいにいく。ヤママユを飼育して糸を取り機織りをしている方だ。うちは飼育ばかりで糸取りまではできなかった。これからいろいろ教えてもらるぞ。
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臨済禅の山田無文老師が得度し、ビワの葉温灸の発祥の金地院を訪ねる。住職とは8年ぶりくらい。「これからお経まわり」というので、玄関で立ち話。さすが臨済宗。見事な境内。
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天理教の引佐教会に寄る。初訪問。かつて子どもの頃近くにあった教会のことも知っておられた。「たしか、たすけ君という男の子がいた」というと、よく知っているという。再会したら60年ぶりになる。
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友人の真言宗の長楽寺に寄る。今度、文化庁が史跡として庭を整備してくれるという。それはすごい。さすが吉田真誉さんの人徳と活動が実っていく。

美しい小堀遠州由来の庭だし、中村元、平川彰、水野弘元、早島鏡正奈良康明など、仏教学の駘蕩が合宿して学んだお寺だ。いろいろと仏教の話、経済の話で夜まで盛り上がる。じっくり語り合える友がいることはありがたいこと。
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山奥から出かけると往復3時間。
ついでに、ついでにあちこちに寄ることにしている。

写真は、大西つねき、金地院、天理教教会