過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

本は売れてはいないが、動き出すものがある

「すごい90代」(すばる舎)の本を出したが、初版からまだ増刷されないので、期待したほどは売れていない。本というのはいまの時代、難しい。まあ、なにかのきっかけで動きだすかも。
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だが、そこからいろいろ動いていくものがある。読売新聞が即、取材してくれた。その記事を見て、県庁の関係人口の担当者3名が来訪。婦人公論が転載してくれた。宝島がZOOM取材でムックに出してくれた。NHKが取材してくれた。

そして、本に掲載している尾上せき子さん(100歳)は、昨日で70年続けた商店を閉じることになったが、最後の日には、テレビ朝日が取材にきた。

そして、青汁野菜のコマーシャル会社が、尾上せき子さんにモデルになってほしいと依頼があった。100歳になって仕事があるというのは、すばらしい。
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それから、千葉の曹洞宗のお坊さんから電話。13年ぶりかなあ。「本を買ったよ。いい本なので、うちの檀家のみんなにもすすめたい。注文させてもらうよ。それから、図書館を作って聞いたから、いろいろ本も送るよ。近いうちに訪ねたい」と。

このお坊さんは、自殺防止ネットワークを主催したり、インドの佐々井秀嶺師(アウトカーストのダリット:不可触賤民の人々を仏教へと改宗させるアンベードカルのインド仏教復興運動の中心人物の一人)を日本に招いて、曹洞宗大本山総持寺で講演を企画したりする方だ。