過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

さくらんぼ計算

みんなとおなじペースで授業を受けるのは、つまらない。自由な時間が奪われてイヤだ。
そんな理由で、学校に行くのをやめてしまったあかり。
だが、学校とはつながっている。

毎週、担任の先生が来てくれる。
一週間分のプリントをチェック。
一対一だから、とってもハイスピード。
みんなが間違えるところから、ポイントを教えてくれる。

渡されたプリントを、あかりは一気にやっていた。
小学1年生2学期から、算数で繰り上がり・繰り下がり計算が出てくる。
繰り上がりの足し算引き算では、「さくらんぼ計算」で教えるのが主流のようだ。

はじめは「さくらんぼ計算」を見たとき、よくわからなかったが、なるほど2桁の数を分解して、「10」と「いくつ」として計算する。
そのかたちが、さくらんぼ似ているので、「さくらんぼ計算」と呼ばれる。
この計算方法が小学校の教え方の主流となっている。
これがわかると、パズルのようにスイスイと計算が楽しめるかな。

来週はフルーツパークへの遠足ということで、あかりはそれは楽しみにしている。
まあ、気が向いたら授業に出たければ出てもいいし、でなくてもいいし。
こうして、クラスメートと遠足に行ければそれはそれでいいことだし。