過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

安倍元総理の暗殺、いろいろな疑問がある

安倍元総理の暗殺、いろいろな疑問がある。限られた情報のなかで、頭の中を整理してみた。
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「事実」
安倍晋三(68歳)は7月8日午前11時30分ごろ、近鉄大和西大寺駅周辺で射撃される。消防通報は11時31分。NHKが字幕スーパーとともに、通常番組を切り替えたのは11時42分。死亡確認は午後5時3分。

「医者の諸見    」
安倍の死体を、すぐに司法解剖(検視)したのは奈良県立医科大学付属病院 救急医学、福島英賢(ふくしまひでただ)教授 。
─銃創(じゅうそう)はクビの喉(のど)に2つあって、喉から銃弾が入って、心臓にまで到達している。心臓の心室に穴がふたつ開いている。頸部2か所に銃創があり、心臓および第2血管の損傷による心肺停止。しかし、後の「司法解剖」とは、所見が異なる。

司法解剖の所見」
二発目が、右頚部の付け根付近から、銃弾が入り、鎖骨下動脈を傷つけ、心室に穴があいて死亡。
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いくつかの疑問。

①「遊説の場所と時間」
遊説場所と時間は、先日まで知らされていなかった。なぜ山上は知り得たのか。

②「発砲されたのか」
映像を見ると一発目はあきらかにあたっていない。音に驚いて「はあ?」と安倍は振り返っている。そして、二発目。安倍はかがみ込んでヨタヨタとあるいてかがみこむ。はたして弾があたったのかどうか。山上が発砲したとすれば、相当な反動が来るはず。しかし、犯人は走りながら二発目を撃っている。反動がない。

③「散弾銃?」
山上の自政の銃は、太い鉄パイプにパチンコ玉を6個詰めて、手製の火薬を詰め込んで、ニクロム線で発火させる手製銃だ。6発の散弾銃なら、まわりにも被害者がいるはずだ。SP含め、なぜ他の人には誰一人として弾が当たらなかったのだろうか? 流れ弾もあるはず。それがいない。みつかっていない。たんなる爆竹レベルのように見える。

④「血液の量」
写真で見る限り、ほとんど血が出ていない。普通、心臓に達するものなら、あたりは血の海だろう。それがワイシャツに少し血がついているだけ。首が撃たれのなら、現地はもっと悲鳴が飛びかたろう。映像では人々は、「なにあったんだろ?」程度の反応。

⑤「銃弾はいまだに見つかっていない」
普通なら、即、道路閉鎖して写真撮影、銃弾を探す。現場検証はすぐに行われず、立入禁止にもならず。事件後5日も経った13日に初めて現場検証。その間、大勢の人が平気で狙撃現場を歩いている。ビルから弾痕は3発みつかっているようだ。

12発のうち2発が元首相の左上腕と頚部に命中し、頸動脈か心臓に致命傷を。命中した2発のうち1発は喪失。(あと10発はどうなったか非公開)。周囲の車などに銃弾が当たった跡があったというが、どの場所にいくつ見つかっているのか?そこからは銃弾は見つかっているのか?

⑥「銃創はいつできたのか」
首筋から心臓を激しく損傷させる銃創は、いつできたのか。安倍は撃たれてから、救急搬送の段階では意識があったという。5時間後に駆けつけた奥さんの昭恵の手を握り返したという。いったい安倍氏には何発の銃弾が当たったのか? どちらから撃たれて、射入口がどこで射出口はどこなのか?

⑦「救急搬送」
近くに大病院がある。救急車なら20分くらいで行けるのに、なぜドクターヘリで運んだのか。余計に時間がかかるではないか。病院奈良県立医科大学附属病院なら、距離25.3km。救急車なら10分。ドクターヘリをつかったために、搬送まで40分以上かかっている。

⑧「報道」
テレビ局が一斉に同じタイトル。新聞が各社揃ってまったく同じタイトルはなぜか。
犯人が海自出身と、まだ救急車も来ない犯行15分で共同通信が全国報道している。

⑨    「アベトモのフライング」
山口敬之がFacebookで死亡したと安倍とのツーショットでフライング。作家の友人、百田尚樹ツイッターでフライング。(午後4時台、安倍の正式な死の発表は午後5時3分)

⑩「霊柩車」
霊柩車が病院からはリンカーンだった。それが安倍邸宅につくとセンチュリーに変わったのはなぜか。
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その他、いろいろありすぎる。

現時点では、山上の統一教会絡みの個人的な憎悪からの犯行とされている。マスコミの揃っての統一教会たたきも、これまでのマスコミの動きからしても違和感がある。

犯人が山上ではなく、別のスナイパーがビルの上から射撃した可能性だってある。

しかし、そもそもなぜ安倍は殺されなければならなかったのか、その背景がわからない。