過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

もみもみしていたら、あかりはすぐに眠ってしまった。

あかりの寝かしつけ。まだ一人でも眠れない。寝つくまで一緒にいる。20時。

「お父ちゃん、背中を擦って。頭をよしよしして。足をもんで」
──はいよ。もみもみ。

とくに、足の裏や脛などが気持ちいいようだ。
「もっと強く。下から上に」
──はいよ。もみもみ。

きのう気がついた。頭を並べて寝ているので、足を揉むのが無理な体勢なんだ。じゃあ、頭と足を逆にして寝ればいい。

そうなれば、おとうちゃんはあかりの足を揉む。あかりはお父ちゃんの足を揉む。これならラクだ。

ということで、もみもみしていたら、あかりはすぐに眠ってしまった。おとうちゃんのほうは、そこからまた起きて仕事しようとするのだが、いちど眠りに入ろうとしていた身体が重い。エンジンがかからない。

妻は、まだ体調回復せず。副鼻腔炎も併発して、咳ばかりしている。痰もでる。つらそうなり。昨日も今日も病院めぐり。人生、すべてまなび。