過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

妻が7月6日、退院しました

たくさんの方から、祈りをいただきました。
妻が7月6日、退院しました。手術から7日めでした。
腫瘍が13センチと大きくなったので、腫瘍とともに片一方の腎臓も摘出。
コロナ対策のために、手術の前に面会もできず。遠くから、大丈夫だよーと声を掛けるのが精一杯。
もしやこれで今生のお別れになるかも、なんて気にもなりました。
手術は4時間に及びました。
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かつての医療なら、しばらくは絶対安静でしょう。
しかし、いまの医療は翌日には、もう歩かされるんです。
麻酔が切れて激しい痛みの中、泣きながら歩いたといいます。
安静にしていると、患部が癒着してしまうことを防ぐためなんでしょう。そして、生命の回復力をアップさせる。まあしかし、本人はものすごく辛いわけです。
それでも、さすがに一日一日と、回復していく。
きのうよりは、きょうはすこしマシになったといことの繰り返し。
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ということで、やっと退院。
かあちゃんが帰ってきた。帰ってきた。なによりあかりが、よろこんでいました。
まだまだ本人は、空虚感というのか、やる気、エネルギーは涌いてきていないようです。さきほど、気田川沿いをやっとの思いで散歩していました。
堤防からわがやの元気な声が響いていたよ、と言います。早朝から100%あかりと大声で叫び合いのプロレス攻撃ごっこしていましたからね。
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これからも人生、いろいろあります。
人間、いつかは必ず死ぬ。とにかく自分自身が死んでいく。
そこはつねに念頭に置いて、日々の暮らし、いまここをを楽しむしかない、ということになりますか。
妻は写真を公開されるのをいやるがるので、躊躇していましたが、いまのタイミングでないと、ご報告もできないのでアップしました。あとで叱られるかなあ。ま、大丈夫でしょう。
みなさま、ありがとうございました。