過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

妻が腎臓摘出の手術

①昨日は浜松医大に行く。手術の詳細の説明を受ける。妻の腎臓と肝臓の間に13センチもの大きな腫瘍が発見だ。腎臓と肝臓を圧迫している。もしも破裂すると、とても危険。それで早めに腫瘍を切除する。

②腫瘍があまりに大きいため、片方の腎臓とともに摘出する。そこには動脈がきているので、血管を縛って切る。腫瘍は他の臓器や静脈に癒着している可能性があり、それを剥がす。

②手術は6月の27日、浜松医大。24日間から入院。手術は4時間くらい。術後は10日ほどの入院。あとは自宅療養だ。回復にどれくらいかかるかわからない。幸いなことに腎臓は2つあるので、これからは1つの腎臓で暮らしていくことになる。

②このように、腫瘍が大きくなるまでは数年かかっている。なにしろ毎年定期検診をしていないのでここまで放置。47歳で子どもを生んで、子育てと介護施設の運営と、私の仕事のサポートとたくさんのストレスが溜まり、それが原因かなあ。

③施設では生活相談員という役割であり、それができないので、介護施設は休業とする。利用者さんは他の施設に行っていただくことになった。行政にも届出書を提出。施設の休業はずっと続くのか、あるいは状況を見て業態変換をしていくのか。わからない。

④もとより赤字続きなので、私の編集の仕事をメインにして生計を立てていくことになる。ともあれ、当面の課題に直面するしかない。妻の入院中はいちばんの問題は、あかりがおかあちゃんがいないとさみしがることである。

⑤私も定期健康診断は十数年していない。そろそろどこか不具合が出ている可能性あるなあ。自分も友人も先輩たちも晩年になって、あちこちの不具合が出ている。亡くなる人も増えてきた。生きていれば、経年劣化、病気も事故も死も、あたりまえのこと。わがごとがリアルになってくる。