過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

問題なことばかりで、整理できず 自分の生活防衛で精一杯

大学受験のときは、校門前に機動隊のバリケード。入学式は出なかったけれど、学長が新左翼の連中にぶん殴られて5分で終了とか。


キャンパスは立て看板だらけ。アジ演説。革マルの拠点校だったので、火炎瓶が投げられたり。学部は民生が強かったので、学費値上げ闘争とかいつもやってた。毎日、マルクスがどうの、ヘーゲルがどうのという話を聞かされた。


アメリカのフォード大統領が佐世保に来る。「どうしてお前はデモに行かないんだ」などと、言われたりした。ベトナム戦争反対とか、内ゲバとか、まあとにかく修羅闘諍のような時代であった。


しかしまあ、若い連中はエネルギーがありあまっていた。ぼくはまったく授業にも出なかったが、そういう学生時代だった。
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で、いまの問題はと言うと、もうたくさんありすぎて、整理できない。


コロナ禍でワクチンパスポートなどの衛生ファシズム。自公維新は憲法改正を主張。原発事故による放射能の垂れ流し止まらず。トリチウムは海に流す。せっかく除染した土を農業に使うとか。
さらには、特定秘密保護法やら共謀罪法、TPP、FTA、移民解禁。森林と水道の民営化、種子法廃止。


公文書の改竄、破棄があっても罰せられず。総理が嘘をつき通しても罰せられず。選挙の贈収賄も、もらった人が罰せられず。


すごく問題なことばかりが続きすぎて、整理できず。デモやらなんとか反対とか、そんな元気もない。自分の生活防衛で精一杯。多くの人は、テレビばかり見ているので、問題の所在の認識はない。