過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ニコッと微笑んで静かに、怒りの心を伝えるようにしたい

こわれた鐘のように、声をあららげないならば、汝は安らぎに達している。汝はもはや怒り罵ることがないからである。(ダンマパダ134)


222  走る車をおさえるようにむらむらと起る怒りをおさえる人――かれをわれは〈御者〉とよぶ。他の人はただ手綱を手にしているだけである。(〈御者〉とよぶにはふさわしくない。)(ダンマパダ222)
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むらむらと起る怒りというのは、よくあること。そして、こわれた鐘のように、声をあららげたりするわけだ。


怒りの心は、起きてしまうのは仕方がない。
抑えるのはなかなか難しい。
しかし、声を荒げる必要はない。
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むしろ、ニコッと微笑んで静かに、怒りの心を伝えるようにしたい。
怒りの心の起きることにしかと気づいて、それをきちんと伝える。にこやかに静かに平穏な声で伝える。


これはものすごい達人ワザ。
そうして日々、挑戦する機会は、たくさんある。
修行の機会は、毎日あるわけだ。