過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

声出ししていると、気勢が充実してくる。集中力が高まる。

たぁーと、気合で振り上げる。気勢に驚いて、るーくんはひっくりかえる。わあーっと逃げ出す。走って振りかぶる。逃げる。

あかりは、慣れているので、対抗してくる。えい、やーと反撃してくる。気合い負けしない。
るー君は、こわがって逃げてばかり。だが、そのうち慣れてきて反撃してくるようになった。

もっと気合入れてぇ、だァー。だァー。だァー。
気合ごっことなる。
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竹の棒を芯に、新聞紙をくるくる丸めてクッション。端をガムテープでくくる。これは、利用者さんの肩甲骨のばし、肩こり体操などに使うつもりだった。

ところが、あかりと近所のるー君がみつけて、ちゃんばらとなった。こうして、おとうちゃんの出番となった。

次のワークだ。サンドバックのカバーがあって、なかに毛布をギュウギュウに詰めてある。これに向かって新聞紙で丸めた棒を、思い切り叩く。

気合を入れて叩く。だァー。だァー。バシーン。バシーン。

思い切り吐く息で叩くので、いい呼吸法になる。子どもでもへとへとになるくらい。
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声出しと気合でエネルギー発散だ。鬱屈した感情を声とともに発散してしまう。

声出ししていると、気勢が充実してくる。集中力が高まる。突破する力がつく。どうだー、なにくそと覆す力がつく。

これをうまく使うと、アレクサンダー・ローウェンの生体エネルギー法(バイオエナジェティックス)となる。