過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

なすべきことをなおざりにし、なすべからざることをなす、遊びたわむれ放逸なる者ども

なすべきことを、なおざりにし、なすべからざることをなす、遊びたわむれ放逸なる者どもには、汚れが増す。(ダンマパダ292)

常に身体(の本性)を思いつづけて、為すべからざることを為さず、為すべきことを常に為して、心がけて、みずから気をつけている人々には、もろもろの汚れがなくなる。(ダンマパダ293)
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まさに自分は、「なすべきことをなおざりにし、なすべからざることをなす、遊びたわむれ放逸なる者ども」だなあ。

今やるべきことをちゃんとやる。
結局のところ、そこに尽きる。

今やるべきことってなにか。
具体的、現実としていまここにあること、起きること。
それをちゃんとやる。しっかりやる。気づいてやる。

歩くこと。止まること。座ること。
コップを手に取ること。水を注ぐこと飲むこと。飲むこと。
瞬間瞬間、やるべきことというのは必ずある。

けれども、そこが難しい。
まず、やるべきことに気づいてないから。
あれこれと考えが湧いてくる。体の動きがバラバラ。
すなわち、ちゃんとやってない。

「なすべきことをなおざりにする」
やるべきことはあとまわしして、やりたいことを優先してしまう。

布団のシーツがぐしゃぐしゃだったら、いまここできちんと直しておけばいいのに、あとにまわす。
すると、寝る時に、ぐしゃぐしゃのシーツで気分が悪い。でも、そのままにしておく。
もっとぐしゃぐしゃになる。ますます気分が悪い。

ワンコが吠えたら、ちゃんと餌をやる。散歩に行く。水をやる。
食べたら、ちゃんとお皿を洗う。汚れたら、ちゃんと洗濯する。洗濯をしたらちゃんと干す。干したらちゃんとたたむ。
突然のお客さんが来た時は、それはそういう縁なわけで、その方とちゃんと出会って話をする。おもてなしをする。

というふうに、今ある仕事をいまちゃんとこなす。

これは道徳じゃなくて、生き方。
シンプルに生きる、生き方。
いまに気づく生き方。
自分の心をしっかりと観察する生き方。

とにかく瞬間瞬間今やるべきことが、ちゃんとある。
あたりまえのことだけど、あらためてそこを観てみた。