「これじゃない・これじゃない」という生き方がある。
「今じゃない・今じゃない」という生き方がある。
「今じゃない」「これじゃない」「ほかにある」「あとである」
として生きていると。せっかくいまの起きている現実と出会っていない。
現実に直面しないで、後回しにしていることになる。
まさにいまが本番。なのに、いつでも予行演習しているような生き方になる。
ぼくはそのようにして、ずっと生きてきたような気がする。
これじゃないではなくて、「まさにこれ」なんだね。
今じゃないじゃなくて、「まさにいま」なんだね。
つねに人生は本番なんだね。
これこそが、いまこそが、直面すべき課題。そこに人生の解決すべき課題がある。
現実を乗り越えるのは、いま起きている現実とダンスすることしかない。