過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

遺産争いの典型的なケース

ひとり暮らしの親が倒れる。子のところに世話になる。
親は預金など子にまかせる。すると、子は親の財産を勝手に頻繁にATMで引き出して使い込む。

親が死ぬ。他の子たちは相続の時、財産がすごく減ってしまったことを知る。それで、遺産相続の分割が決まらない。もめる。

使い込んだ子は、親の面倒をみたのだ。その費用だ。介護の寄与分だ。なにより親から了解を得ていた。合意があった。使い込みじゃないという。しかし、尋常ではない使途不明金

結局、遺産分割が決まらない。
それで、家庭裁判に申し立てて遺産分割の調停になる。やはりきまらない。
使い込んだ子に対して、地裁に「不当利得返還訴訟」を起こす。

というのが遺産争いの典型的なケース。