過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

自主保育、自主幼稚園、フリースクールというものが視野に

うちの施設では、昨年から介護施設内を区分けして保育事業を行っている。山里には保育所がないので、「保育ママ制度」を活用した事業である。

保育ママ制度」は、おなじ山里の区の住民でないと利用できない。保育ママ一人に対して幼児は三人しかみられない、などいろいろ制限がある。

いま検討しているのは、企業内保育所(院内保育所)。就業中に子どもを預けられる託児施設。それが可能になれば、子育て中のお母さんを雇うことができる。

企業内保育所には、①「認可保育所」②「認可外保育所」③「企業主導型保育所」の3つがある。

認可保育所は、行政の認可のハードルが高い。施設の広さ、保育士の数、調理・防災・衛生管理や設備など。

そこで「認可外保育所」「企業主導型保育所」の路線を検討している。こちらは行政の管轄外だが、内閣府に申請する。メリットとしては、保育施設の整備費及び運営費について助成金が出る。

この方向に、自主保育、自主幼稚園、フリースクールというものが視野にある。

いま保育事業のリサーチ開始。なにしろ縦割り行政なので、あちこちに窓口があってわかりにくい。どんな部署があって、何を聞いていいのかわからない。ということで、現時点でのメモ。