過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

やはり出かけるといろいろ発見があって楽しい

山里に暮らしているので、往復100キロもある〈まちなか〉に行くことはな少ない。浜松なので大した賑わいはないものの、やはり出かけるといろいろ発見があって楽しい。

①裁判所に行く。調停の申立をしたので、その第一回目。待合室は、ぎっしり。感染が怖いので、廊下に立って待っていた。駐車場の方が、ものすごいビル風の中で立ちつくす仕事をしていて、まことに気の毒だった。

②法務局に行く。建物の保存登記と所有権移転登記の直し。「○行削除、○字削除、○字追加」などと、修正。来週には登記完了か。司法書士を使わないで一人でやると、やはりものすごい手間。いちどやるとラクなんだけど、もう忘れている。

③裁判所で、競売で落札した物件上にある動産の所有権について聞く。動産は破産管財人の管理下だという。破産管財人の連絡先、破産財団は、いつどのようにして完了するのか、など聞いてきた。キリッとした若い女性がにこりともしないで、冷静に論理的に話してくれた。そしてまた、親切に中年の男性が補足してくれた。

④クリエート浜松で、三島由紀夫展を見る。三島の肉筆原稿は、整っていて美しい。45歳の若さで割腹自殺がなまなましい。

⑤オペラ歌手のレッスンを見学してた。テノールの歌い手がピアノを弾き、ソプラノの歌い手がレッスンを受けていた。ひとつひとつイタリア語の発音をなおしながら、指導していた。

⑥不動産業の友人を訪ねて、いろいろとよもやま話。不動産業というのは、ひとつひとつみなケースが違う。法律知識、戦略と交渉、度胸もいる。かなり高度な仕事と思う。「池谷さんは、年もかんがえずに、いろいろとよくチャレンジしますね」と言われた。

⑦100均で買い物は、いつもたのしい。タイカレーなどレトルト食品もたくさん買った。施設の利用者さんに頼まれたものもいろいろ。

⑧ひさしぶりのサイゼリヤ。背の高いきれいなウェイトレスがいた。「宝塚のスターみたいですね」と言おうとしたが、そのタイミングを失った。

サイゼリヤは、おいしいし安いし、尊敬している。創業者は、学生時代に一号店をつくったが、火事になったり苦労してここまで築き上げた。すごいと思う。むかし、雑誌の取材で創業者を訪ねたことがあった。いろいろごちそうしてくれたっけ。