過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

72年前のノート 恩師たちの寄せ書き

これは、72年前のノートだ。うちの利用者さんのMさん(86歳)が中学を卒業する時に、先生たちに書いてもらったノートの一部。
先生たちの熱い心が、息づかいが伝わってくる。中学生だった頃のMさんの一途なひたむきな向学心が感じられる。

Mさんの時代は、戦争で食うや食わず。妹がいて、お母さんの乳が出ず。学校に行く前に、妹とをおぶってもらい乳に。そんななかで学び、高校に進学。
先生たちの、思いの深さ、文筆力、字の上手さに感心した。この当時の、文化力が感じられる。
そして、72年も前のこうしたノートを、今もたいせつに保管していることのすごさよ。
きょう感動したことの一つ。Mさんの許可を得て投稿している。

f:id:ichirindo:20210123210236j:plain

f:id:ichirindo:20210123210242j:plain

 

f:id:ichirindo:20210123210255j:plain

f:id:ichirindo:20210123210303j:plain

f:id:ichirindo:20210123210309j:plain

f:id:ichirindo:20210123210249j:plain