過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

息を吸う時に、歌の情景をイメージする。

施設では、毎日10曲以上は歌をリードする。
歌うときに、その情景をイメージして歌う。
情景のイメージなくして歌うと、たのしくない。機械的
 
数日前から心がけているのは、息を吐いて歌う前に、情景を描いていること。
息を吸う時に、歌の情景をイメージする。
そして、息を吐きながら歌う時、そのイメージをさらに深める。
深みが違ってくる。歌うほどに深みがでて楽しい。そして、おもしろい。
これは、いろいろなことに応用が効きそうだ。
 
「夕焼け小焼け」を例にすると、こんな感じ。
 
①息を吸う時、「夕焼けで日が暮れる風景」をイメージする。
②息を吐きながら歌う。「夕焼け小焼けで日が暮れて」。歌いながらイメージする。
③息を吸う時、「山寺と鐘の音」をイメージする。
④息を吐きながら歌う。「山のお寺の鐘が鳴る」。
⑤息を吸う時、「子どもたちが手をつないで帰る風景」をイメージする。
⑥息を吐きながら歌う。「おててつないで皆かえろ」。
⑦息を吸う時、「夕焼け空を飛んでいくカラスと子どもたち」をイメージする。
⑧息を吐きながら歌う。「からすと一緒にかえりましょう」。