過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

木綿のパジャマをいただいた

パジャマをいただいた。なかなかおしゃれ。着心地がいい。
布絵作家の竹山さん(84歳)からだ。
木綿の布の素材でワンピース、パジャマ、パッグを作ってくださる。
いつも打ち込んでいるのは「布絵」。60代から始めた。
数年前に、作品をまとめた本を作らせてもらった。続いて、第二冊目の本を作りたいという。
地元の新聞に掲載してもらう。喫茶店やお寺でも個展の依頼があった。
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ひとり暮らし。「自分が死んだら葬儀から散骨まですべてお願いします」と頼まれていた。
まあそれでも、近くにお寺があり、よくそこに散歩に行くというので、一緒に出かけて、住職に紹介。お寺との縁つなぎ。
たまたまそこは、正晨寺という友人のお寺。きさくな寺で、檀信徒とよく食事会やら集いを行っている。
その寺の檀家さんになることになったようだ。まあ、ひとつ安心。
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正晨寺は本門佛立宗で、『法華経』の八品派の流れ。住職は、教学にも詳しい。なにより短歌、俳句、都々逸などの先生だ。歌の鑑賞に、本歌取りの背景など教えてくださる。いつも数時間の『法華経』と日蓮教学や短歌の話になる。
かつて、神社・寺カフェ(いわば、寺社のオープンハウス)の企画したときに参加してもらう。その縁である方が、はじめて訪問した。その方の奥さまが倒れた時、つらくて悲しくてたまらないとき、「そうだ、あのお寺に行ってみよう」。ひとり本堂に参拝しては泣いていたという。一ヶ月間、休まずに通われた。そういうお寺だ。
ぼくも、訪ねるときには、本堂でお題目を朗々と唱えさせていただいている。エネルギー充電と瞑想の場みたいに使わてもらってありがたい。
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