過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あめがふります、あめがふる

利用者さんを迎えに行くとき、車の前をタヌキが横切っていった。ヤギが散歩していた。おっきなおっぱいをゆらしながら、重たそうだった。ちかくの児童養護施設で飼われているヤギさんだ。
猫屋敷があって、20匹くらいいる。そこの前を通った時、もしや猫の子がいるのでは……。聞いてみたら、いるという。
まだ目が開いていない小さな子猫が3匹、すこしおっきくなった子猫が2匹。黒ネコ、白ネコ、茶トラ、ミケ。みんな外猫だ。
こないで、あかりをつれていったら、白い猫がほしいほしいといっていた。飼えるかなあ、飼いたいなあ、難しいなあ。
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雨ばかりで、アマガエルがよく鳴いている。睡蓮の鉢にはアマガエルのオタマジャクシがいっぱい。私設の前は舗装してないので、水たまりがたくさん。そこにもオタマジャクシがいっぱい。晴れて干上がったら、生きていけないのに。
もらってきたメダカの半分が、降りすぎた雨のために水が溢れてどこかに行ってしまった。
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あかりが、幼稚園のたなばたの笹を持って帰ってきた。笹につけた短冊には、「ママとたのしく くらせますように」と書かれてあった。
ママのとなりに「おとうちゃんと」と書き加えておいた。でも、笹がフロアーにたおれていたところを、ルンバが、がががーっときて、つぶしてしまった。
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施設では、雨にちなんだ歌をたくさん歌った。雨降りおつき、雨雨ふれふれ。あめがふります、雨がふる。雨降りくまのこ。
あめがふります、あめがふる。ひるもふるふる、よるもふる。あめがふります、あめがふる。北原白秋